私たちと一緒に研究しませんか?
食品の高品質化と安全性を工学的な視点から追求する!
私たちが日々食べる農産物・食品は安全であることが大前提です。しかし,実際には食品の安全性(とりわけ微生物学的な)を確保することは簡単なことではありません。だからこそ,より効果的かつ確実に安全性を確保するための技術開発が求められております。また,私たちは誰もが「より美味しい,高品質な」食べ物を望んでます。ところが,食品の美味しさ・高品質と安全性を両立することは,技術的に非常に難しいのが実情です。この難しい課題に対する,より良い解決方法が世界中で求められております。
これらの社会的な要望に応えるべく,食品加工工学研究室では工学的な視点で,農場から食卓に至るフードチェーン全体を俯瞰して,安全性・品質向上を確保するための食品製造・流通システムの構築を目指して,様々な技術開発に取り組んでいます。私たちの研究成果は皆さんの食生活の向上に直結するものです。自分の手で,自分達の食生活をより良いものにしていくことができる!食品加工工学研究室はそんなところです。
学生の皆さんの頑張りが研究の推進力!
研究を推進する主役は誰でしょうか?それは教員ではなく,主体性を持って研究に取り組むあなた方学生の皆さんです。若い皆さんの自由で柔軟な発想,そして困難なことにも立ち向かう気力と体力(特に)とが研究を大きく前進させるためには不可欠です。我々教員はあくまでも脇役です。主役である皆さんが自分自身で研究を進め,先輩達や教員からのサポートによって,より良い研究成果を生み出すことになります。研究成果は,世界に向けてキチンとした形で(英語で書かれた学術論文)発信していくことになります。皆さんの頑張りしだいで,世界はいくらでも広がります。
研究を通じて皆さんの成長を後押し!
研究は実験データを取得することだけではありません。問題点を洗い出し,問題解決に必要な実験を計画し,実験データを取得して,取得したデータを解析,結果を様々な角度から考察して,はじめに設定した問題の解決にどう貢献するのかを判断します。これら一連の流れを,他の人達に伝えるために,国内外の学会等でのプレゼンテーション,さらには論文(英文)を執筆して世界に発信していく,といった全ての要素が研究活動です。皆さん一人一人が,このような研究活動を進めていくことで,社会に出てから求められる問題解決能力,コミュニケーション能力を自然と身につけることができます。食品加工工学研究室では,学生一人一人に様々な機会を提供して,皆さんの成長を研究活動を通じて最大限後押しします。大学院に進学しないで4年で卒業してしまう学生さんにとっても,卒業研究を一生懸命にやることは社会に出るうえで,非常に有意義な経験となるでしょう。

教職員
大学院生

博士課程 3 年
松井 貴大(まつい たかひろ)
出 身:北海道 旭川東高等学校
研究テーマ:X線透過画像によるアボカド内部の可視化

博士課程 3 年 (社会人コース)
菅原 崇(すがわら たかし)
出 身:北海道 芽室高等学校
研究テーマ:生乳中に含まれる血液の定量化手法に関する研究

博士 2 年
Yoan Felanny Lembono(ヨアン フェラニ レンボーノ)
出 身:インドネシア
研究テーマ:青果物内部はどのように腐敗するのか?:非破壊による青果物の可視化と保存方法の検討

博士 1 年
Nanda Nf Fasya(ナンダ ヌルファイザ ファシャ)
出 身:インドネシア
研究テーマ:過硝酸による食品の殺菌

博士 1 年
加藤 真生(かとう まさき)
出 身:兵庫県 北須磨高校
研究テーマ:有害微生物の増殖挙動と食品物性・成分との関係解明

博士 1 年
細江 隼平(ほそえ じゅんぺい)
出 身:京都府 同志社高校
研究テーマ:機械学習を用いた微生物挙動予測モデルの開発

修士 2 年
浅井 久悟(あさい きゅうご)
出 身:大阪府 府立生野高校
研究テーマ:過硝酸を用いた食品の効果的な殺菌方法の開発

修士 2 年
星野 浩也(ほしの ひろや)
出 身:北海道 市立札幌旭丘高等学校
研究テーマ:VBNC状態のカンピロバクターの特性解析

修士 2 年
長岐 幸尚(ながき ゆきひさ)
出 身:千葉県 私立市川高校
研究テーマ:品質基準の変更に対応できるAIの開発

修士 2 年
村上 知広(むらかみ ともひろ)
出 身:高知県 高知追手前高校
研究テーマ:qPCR 法を用いたVBNC 状態カンピロバクターの定量

修士 1 年
石橋 巧朗(いしばし たくろう)
出 身:北海道立 函館中部高校
研究テーマ:低温調理加熱中の食肉の温度変化と細菌数変化の予測

修士 1 年
田淵 慶一朗(たぶち けいいちろう)
出 身:兵庫県立神戸高等学校
研究テーマ:過硝酸を用いた青果物の効果的な殺菌方法の開発

修士 1 年
中島 大翔(なかじま ひろと)
出 身:北海道 札幌南高校
研究テーマ:誘電泳動法とマイクロ流路デバイスを用いたVBNC状態の細菌の分離定量
学部生

学部 4 年
瀧田 楓(たきた かえで)
出 身:北海道 札幌東高等学校
研究テーマ:液体凍結法による果実の⾼品質貯蔵技術の開発

学部 4 年
中西 ひおな(なかにし ひおな)
出 身:北海道 札幌北高等学校
研究テーマ:液体凍結法による各種加⼯⾷品の凍結、解凍の影響解明

学部 4 年
平林 眞(ひらばやし まこと)
出 身:山梨県 甲府西高等学校
研究テーマ:各種殺菌剤による固形食品表面の殺菌特性の解明

学部 3 年
藤田 祐紹(ふじた ゆづき)
出 身:京都府 京都産業大学附属高等学校
研究テーマ:ランキング手法を用いた食品の官能評価

学部 4 年
森 仁智奏(もり にちか)
出 身:茨城県 江戸川学園取手高等学校
研究テーマ:追熟果実の非破壊熟度予測手法の開発

学部 3 年
上野 智葉(うえの ともは)
出 身:
研究テーマ:未定

学部 3 年
小堀 寛治(こぼり かんじ)
出 身:
研究テーマ:未定

学部 3 年
清水 陵太(しみず りょうた)
出 身:
研究テーマ:未定

学部 3 年
豊島 瑛一郎(とよしま えいいちろう)
出 身:
研究テーマ:未定

学部 3 年
古舘 咲季(ふるたち さき)
出 身:
研究テーマ:未定
研究員

研究員
瀧 陽和(たき ひより)
出 身:滋賀県立膳所高校
研究テーマ:減圧調理過程における伝熱と殺菌効果の解明